理学談話会(生命理工)のご案内(2022.06.02)

理学談話会(生命理工)のご案内

<日 時>2022年6月2日(木) 16:45-(1時間程度)

<場 所>自然科学本館講義棟 201講義室

<講 師>篠原 秀文 先生(福井県立大学・生物資源学部)

<題 目>ペプチドホルモンと受容体のペアが担う植物の多様な細胞間コミュニケーション

<講演要旨>
我々ヒトを含めた動物や、自然を彩る植物を含めた多細胞生物は、個々の細胞同士がコミュニーケーションを取りながら生命を維持しています。コミュニケーションの手段は多岐に渡りますが、近年,細胞外分泌型のペプチドホルモンが,植物の発生・形態形成や環境応答に,多様かつ重要な役割を担っていることが明らかになってきています。細胞外に放出されたペプチドホルモンは細胞膜を通過することができないため、細胞間隙を拡散しながら移動し、標的細胞の細胞膜表面に存在する受容体に結合して情報伝達経路を活性化することで,自身のもつ情報を伝えます。
本セミナーでは,ホルモンと何か、動物と植物のホルモンの違い、ペプチドホルモンの特徴などを導入として、これまで我々が同定した植物のペプチドホルモン−受容体ペアの機能を紹介しながら,植物のペプチドホルモンが有する多様な細胞間情報伝達機構についてお話します.また最近進めているコケ植物を用いたペプチドホルモンの保存性と多様性に着目した研究,ペプチドホルモンの応用を見据えた研究など、最新の成果についても紹介させていただければと思います。

<講師紹介>
2007. 4~ 日本学術振興会特別研究員 DC2(名古屋大学)
2009. 4~ 名古屋大学グローバルCOE 特別博士研究員
2011. 3~ 自然科学研究機構 基礎生物学研究所 助教
2014. 4~ 名古屋大学 大学院理学研究科 助教
2019. 10~ 同 講師
2021. 10~ 福井県立大学 生物資源学部 准教授(現職)

 

<世話人>生命理工学類・生物科学コース 高塚大知
お問い合わせは、高塚(h-takatsuka@se.kanazawa-u.ac.jp)まで

 

なお、ご来場にあたり、感染対策(マスク着用、発熱等体調不良時の不参加、など)へのご協力をよろしくお願いいたします。