令和3年度国際科学技術共同研究推進事業
地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)に金沢大学の研究が採択(2021.05.20)

令和3年度国際科学技術共同研究推進事業 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)に金沢大学の研究が採択

 このたび,本学は,国立研究開発法人科学技術振興機構(以下,JST)の令和3年度「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)(※1)」の公募において,条件付きにて採択を受けました。SATREPS提案課題の採択は,本学でははじめてになります。

 

【採択課題の概要(条件付き採択時点)】

研究課題名:カンボジアにおける大気汚染リスク管理プラットフォームの構築

研究代表者名:古内 正美(金沢大学理工研究域 地球社会基盤学系 教授)

研究期間:5年間(2022年4月~2027年3月)

相手国名:カンボジア王国

相手国研究機関名:カンボジア工科大学(代表研究機関),国立経営大学,健康科学大学,環境省

日本側研究機関名:金沢大学(代表研究機関),長崎大学(共同研究者 鳥羽 陽教授),大阪大谷大学(共同研究者 那須 正夫教授)

研究の概要:

 本研究は,深刻な大気汚染問題を抱えるカンボジアからの強い要請を受け,カンボジア工科大学や環境省と協力して,大気汚染モニタリング網を整備し,持続的に「大気汚染による健康リスク」を低減するための管理体制を構築するものです。これによって,持続可能な快適で質の高い居住環境の提供や,同国のエコツーリズムなどの観光産業の発展に貢献します。また,構築した大気汚染モニタリング網を持続的に維持管理する技術者や,観測データに基づいて最先端の研究を自立して行う研究者の育成を目指します。さらに,その技術者・研究者と協力して,PM2.5(微小粒子状物質)よりも小さく健康リスクが高いPM0.1の実態解明,カンボジア周辺国と連携した大気汚染物質の広域的な影響の解明に取り組み,それらの成果を健康リスク低減につなげます。

【用語解説】

※1SATREPS
 Science and Technology Research Partnership for Sustainable Developmentの略称。サトレップス。国⽴研究開発法⼈科学技術振興機構(JST) 並びに国⽴研究開発法⼈⽇本医療研究開発機構(AMED) と独⽴⾏政法⼈国際協⼒機構(JICA) が共同で実施している,開発途上国の研究者が共同で研究を⾏う3〜5年間の研究プログラム。

詳しくはこちら(PDF)

・ 研究者情報:古内 正美