MOT(技術経営)コース

博士前期課程博士後期課程

MOT(技術経営)コース

産学連携による高度人材養成のためのMOT教育

MOTとは

MOTは“Management of Technology”の略称で、通常は「技術経営」と訳されています。「イノベーション創出に貢献できるエンジニア」「財務諸表がわかるエンジニア」「知的財産権を活用できるエンジニア」「ベンチャービジネスを興すエンジニア」を目指す本学大学院生の受講を広く推奨します。

産業界ではイノベーションを創出し、高い利益率を上げ、持続的な発展を可能とする高度な専門性を有する人材が求められています。ここでは、企業が利益を得るには製品開発で何が重要か、そのためにどんな経営的な側面を考えるべきか、プロジェクト管理はどうあるべきかを、エンジニアを中心とする理工系人材に教授します。 具体的には、技術・製品開発の第一線で活躍する技術者に必要な、技術経営、技術開発と資金投与の関係、プロジェクト管理、企業組織・企業戦略などについて、具体的な事例を挙げながら、産業界をはじめ各界からの講師陣が自らの経験に基づいてオムニバス形式で講義します。

自然科学研究科の修了生には、広く技術経営的な素養を身に付けてもらい、実社会の様々な分野で、新たなモノづくり産業・サービス産業において活躍してもらう事が期待されています。 MOT科目群の履修を通して、企業で働くことの意義を学び、自らのキャリア形成に資することができます。

MOTコース修了認定証の交付要件

次の全科目(6単位)を修得した方には、「MOTコース修了認定証」を大学院修了時に交付します。

  • 技術経営論A(1単位)
  • 技術経営論B(1単位)
  • 技術マネジメント基礎論A(1単位)
  • 技術マネジメント基礎論B(1単位)
  • イノベーション方法論A(1単位)
  • イノベーション方法論B(1単位)

各科目シラバス(令和5年度版)

「技術経営論A」及び「技術経営論B」
「技術マネジメント基礎論A」及び「技術マネジメント基礎論B」
「イノベーション方法論A」及び「イノベーション方法論B」