金沢大学発の世界をリードする革新的原子間力顕微鏡(AFM)技術を使ったバイオ研究と次世代のAFM技術などの開発を推進するために、金沢大学は2010年10月1日にバイオAFM先端研究センターを設立しました。この設立は、金沢大学における研究活動を更に強化するために金沢大学が採る主要な戦略の一つです。
本センターでは、イメージング研究部門で研究を遂行する博士研究員を求めています。生化学、分子生物学、生物物理学のいずれかの分野で研究経験がある人材を求めています。本公募で採用される博士研究員のポストは、年度毎の契約更新により2016年3月31日まで更新可能です。
金沢大学は雇用の機会均等を重視する大学であり、国内からの応募はもとより、海外からの応募、女性研究者からの応募を奨励しています。男女共同参画の詳細については下記のURLをご覧下さい。
http://cdl.w3.kanazawa-u.ac.jp/index.html
イメージング研究部門は4名の研究スタッフで構成されます:安藤敏夫教授(センター長、及び、部門長)、紺野宏記テニュア・トラック准教授、古寺哲幸テニュア・トラック准教授、中山隆宏テニュア・トラック助教。
この部門は、他の部門と協力し、高速AFMや超解像AFMを使って精製した生体分子や、細胞内オルガネラなどの表面にある生体分子の構造とダイナミクスの解明にフォーカスして研究を行います。AFM研究の経験は必要ありませんが、候補者は、バイオAFMイメージングに強い興味をもち、高速AFMや超解像AFMによってイメージングするに興味あるターゲットを探索しつつバイオAFMイメージングの研究を遂行することが期待されています。AFM技術と合わせて、他の技術の利用が推奨されることはもちろんです。細胞レベルのイメージングについても、細胞に適用できる次世代AFM技術の開発が進んだ段階で本部門が行う予定です。イメージングに関する我々のこれまでの研究及び現在進行中の研究の内容はこのセンターのホームページ、及び、安藤部門長と福間部門長の研究室ホームページ(ニュース & リンクを参照)に記載されています。
応募書類(自由形式):@履歴書 A論文・発表リスト B主要論文のpdfファイル Cこれまでの研究の概要(A4,1枚程度) D研究の抱負(A4,1枚程度) E本人について照会可能な方2名の連絡先(メールアドレス、電話番号)を以下の電子メールアドレスに送ってください。日本語でも英語でも構いません。
バイオAFM先端研究センター長 安藤敏夫教授
E-mail:
tando@staff.kanazawa-u.ac.jp
応募締め切り:2012年9月15日必着。
採用時期:2012年10月1日から2013年4月1日(本人の希望に応ずる)
その他:面接及びセミナーをお願いすることがあります。 |