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センター紹介

【第5部門】バイオマス利用部門

取組課題名: 未利用系バイオマスの利用技術の開発とシステムの最適化によるクリーンエネルギー創造

取組課題の概要:
化石燃料枯渇によるエネルギー問題打開策の一つとして、地域に偏在する未利用バイオマスなどの地域資源利用による地域循環圏構築が重要課題となっている。本部門では、里山里海と隣接した都市に立地している金沢大学の地理的特徴を背景として、地域資源としての未利用バイオマスの処理に関する個別の技術開発を、地域、企業、行政との連携により推進するともに、利用目的・需要に応じた技術選択、バイオマス使用量の拡大に伴って発生する環境負荷(温室効果ガスのみならず、健康および生態系リスクなども含む)の軽減に配慮したシステムの最適化を目標とする。

取組課題の内容:

化石燃料枯渇によるエネルギー問題打開策の一つとして,地域に偏在する未利用バイオマスなどの地域資源利用による地域循環圏構築が重要課題となっている。本部門では,里山里海と隣接した都市に立地している金沢大学の地理的特徴を背景として,地域資源としての未利用バイオマスの処理に関する個別の技術開発を,地域,企業,行政との連携により推進するともに,利用目的・需要に応じた技術選択,バイオマス使用量の拡大に伴って発生する環境負荷(温室効果ガスのみならず,健康および生態系リスクなども含む)の軽減に配慮した環境システムの最適化を行う。

1.達成目標

     未利用系バイオマスの利用技術の開発

(1)  未利用バイオマスの堆肥化、消化、光合成によるエネルギー・資源回収技術の開発

(2)  未利用バイオマス分散型燃焼時のリスク評価と環境負荷低減技術の開発

(3)  未利用バイオマスからのバイオエタノール生産技術の開発

     システムの最適化によるクリーンエネルギー創造

上記の開発技術の適用に当たって、未利用バイオマスエネルギーの賦存量と地理的分布(地域特性)を考慮して、里山・里海で発生する農林水産系バイオマスを、現位置もしくは近隣都市において処理し、資源・エネルギーとして回収・利用するための最適ネットワークを構築する。




2.年次計画


3.取組課題の概略図




<バイオマス利用部門>H24年度実施計画概要