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「平成29年度 小中学生のためのものづくり教室」を開催しました(2017.08.09)

2017年08月28日

 8月9日(水),理工学域及び技術支援センターでは19回目となる「小中学生のためのものづくり教室」を開催しました。
 今年度は,工作機械を使った「金属のコマ」の制作に20名,動くLEDらくがき帳の制作に28名が参加し,指導員や学生アシスタントの補助のもと,それぞれの作品を作り上げました。

ものづくり教室1「工作機械を使って金属のコマを作ろう!」(10:00~15:00)

 教室1では工作機械の操作体験が大きな特色となっています。
 開講式の後,参加者は普段体験することのない旋盤やボール盤といった工作機械での金属切削を体験し,午後からは金属磨きや圧入なども行いました。
 最初は緊張した様子でしたが,指導員の丁寧な指導もあってか後半には緊張も少し解けたようで,スムーズに作業を行えるようになりました。
 また3Dプリンターやレーザー加工機のデモンストレーションにもとても関心があるようで,製品が出来ていく様子を食い入るように見学していました。

 受講者数は中学生3名小学生17名の合計20名で,終了後のアンケートによればほとんどが「おもしろかった」との評価であり,特に機械操作や金属磨きに興味があったようでした。
今回の教室を通じてものづくりの楽しさを参加者に実感させることが出来たと思います。

(文責:技術支援センター 櫻井 茂紀)

ものづくり教室2「動くLEDらくがき帳をつくろう!」
(午前の部10:00~12:00 午後の部13:00~15:00)

 LEDらくがき帳についてのデモンストレーションと半田付けの注意を行った後,早速工作に入りました。
 LEDらくがき帳は,8×8個のLED画面に,LEDペンで模様を描くことができ,傾けるとその模様が流れてきます。また別のLEDらくがき帳をつなげて,模様を流すことができます。
 半田付けの経験がある参加者は午前,午後いずれも数人でしたが,指導員からコツを教わると,みなさんどんどん上手になっていきました。
 今回のLEDらくがき帳は,やや部品数が多かったものの,全員完成させることができ,早めに完成できた人から,お互いのLEDらくがき帳をつないで遊ぶ様子などが見られました。

(文責:電子情報通信学系 秋田 純一)