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「2024年度 小中学生のためのものづくり教室」を開催しました(2024.07.31)

2024年08月20日

 7月31日(水)、理工学域および技術支援センターでは24回目となる「小中学生のためのものづくり教室」を開催しました。
 今年度は、工作機械を使った「金属のコマ」の製作に15名、はんだ付けやプログラミングをした「ミニロボット」の製作に13名が参加し、教員や学生アシスタントの補助のもと、それぞれの作品を作り上げました。

ものづくり教室1
「工作機械を使って金属のコマを作ろう!」(10:00~15:00)

 教室1では工作機械の操作体験が大きな特色となっています。
 中学生5名、小学生10名の合計15名の子ども達は、普段体験することのない旋盤やボール盤といった工作機械での金属切削を体験しました。
 最初は緊張した様子でしたが、指導員の丁寧な指導により後半には緊張も解けたようで、スムーズに作業を行っていました。
 また、3Dプリンターとレーザー加工機のデモンストレーションにも興味津々で、最後に行った完成したコマでのコマ回し勝負もとても白熱した様子でした。
 今回の教室を通じて、ものづくりの楽しさが伝わったのではないかと思います。

ものづくり教室2
「プログラミングして反応するミニロボットを作ろう
」(10:00~15:00)

 13名の小中学生が参加しました。ディスプレイ付きの小型コンピュータ(マイコン:M5StickC+)をロボットの「顔」に見立て、その表示内容のプログラミングと、それにとりつけるプリント基板へのはんだ付け作業を行いました。
 まずとりつけ基板へLEDや光センサをはんだ付けでとりつけました。その後、マイコンのプログラミングの基本からセンサ情報の取得について学び、部品を取り付けたプリント基板上のLEDや光センサを扱うプログラミングを行いました。予定していた内容以上にも独自にプログラミングを楽しんでいた人もいました。