物理学発展プログラム

金沢大学理工学域では、いったい何が行われているのでしょう? 理工学域で研究をしている研究者や学生の皆さんに、聞いてみました。「みなさんはいったい何をはかる?つくる?」

学類を選ぶ
キーワード
    • 物理学発展プログラム
    • ナノテクノロジー
    • 物性

    固体や液体の表面で起こっていることを測っています。
    単位はpNやaJ.とにかくちっちゃい相互作用
    ナノメートルスケールの表面・界面で成り立つ物理を創っています。

    固体(結晶)の中身と表面ならどちらが調べやすいと思いますか?目で見える表面の方が調べやすいと思いますよね。でも逆なんです。X線による結晶の中身の原子レベルの構造解析は100年の歴史を持つのに対して、表面の原子配列を直接見られる様になってまだ40年ぐらい。表面は反応の舞台でもあり、不思議なことが起こっています。

    執筆者:新井 豊子 教授

    数物科学類
    ナノ物理学研究室

    • 物理学発展プログラム
    • 医療・バイオ
    • 自然・生命
    • SDGs
    • 計測

    ヒトの中身を測っています。
    新しいがん治療モニターを創っています。

    執筆者:有元 誠 准教授

    数物科学類
    宇宙物理学研究室

    • 物理学発展プログラム
    • 自然・生命
    • 機械・航空宇宙
    • 計測

    宇宙の一番星までの距離を測っています。
    単位は億光年
    一番星を見るためのカメラを作っています。

    ビッグバンから宇宙は誕生しました。その宇宙誕生後、しばらくすると星が生まれ始め、さらに銀河などが形作られて100億年以上経ち、今の我々の世界が生まれました。我々の研究室では、「”一番最初”の星がいつ生まれたのか」という人類にとって根源となる疑問の解明を目指しています。

    執筆者:米徳 大輔 教授

    数物科学類
    宇宙物理学研究室
    理工研究域 先端宇宙理工学研究センター