環境都市コース
金沢大学理工学域では、いったい何が行われているのでしょう? 理工学域で研究をしている研究者や学生の皆さんに、聞いてみました。「みなさんはいったい何をはかる?つくる?」
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- 環境都市コース
- 材料
- 物性
量子と波動の二重性を測っています。
単位はナノメートル。
磁石や超伝導体を創っています。物質は元素の組み合わせで出来ています。元素はそれぞれ様々な特徴を持っており、それらをうまく組み合わせることによって今まで見たことのない新現象が生まれる事があります。当研究室では周期律表を眺め、ここぞという元素をピックアップし、混ぜたり焼いたり溶かしたりしながら反応させ、強い磁石や高温超伝導体など、色々な新物質を生み出します。
執筆者:大橋 政司 教授
地球社会基盤学類
環境材料学研究室 -
- 環境都市コース
- 医療・バイオ
- 自然・生命
- 環境・地球科学
世界各地で環境中の細菌やウイルスを測っています。
単位は遺伝子。
人と地球の健康を守っています。感染症の中には、ヒトや動物から水環境を介して感染が広がるものが多くあります。また、新型コロナウイルスや薬剤耐性菌なども感染者の排泄物から下水へと排出されています。研究室では、下水モニタリングによって地域における感染症の蔓延状況を把握するための技術開発を行っています。また、感染症の環境中への拡散を防ぐために膜濾過などの新しい技術を使った高効率かつ安定な除去プロセスの開発にも取り組んでいます。
執筆者:本多 了 教授
地球社会基盤学類
環境リスク制御工学研究室 -
- 環境都市コース
- 医療・バイオ
- 自然・生命
- 環境・地球科学
環境浄化に役立つ微生物を測っています。
単位は微生物。
水処理装置や微生物の計測技術を創っています。世界に安心・安全な水環境を提供することを目標に、水処理装置の開発に取り組んでいます。さらに、水処理の仕組みを解明するために、微生物の種類・機能・量を解析や計測しています。
執筆者:松浦 哲久 准教授
地球社会基盤学類
水環境工学研究室 -
- 環境都市コース
- 自然・生命
- 環境・地球科学
太陽系天体の水質を測っています。
単位はミリモーラー。
水惑星水質メーターを創っています。現在我々が手にできる地球外物質の鉱物学的・地球化学的情報からかつて存在した水の性質を推定し、その水はおいしいか(生命の存在に適しているか)調べています。
執筆者:福士 圭介 教授
地球社会基盤学類
水質地球化学研究室 -
- 環境都市コース
- SDGs
- 防災・社会創成
都市や建築に対する人々のニーズを測っています。
単位はこんなまちにしたいな。
あたらしい地域の空間にリ・デザインします。人口が減り、高齢化が進む日本の都市や建築はどうあるべきでしょうか。その再生手法の一つが既存の空き建物と現在の地域のニーズをつなげる「リデザイン」です。古い建物を活用して地域を再活性化する技術を学びましょう。
執筆者:西野 辰哉 教授
地球社会基盤学類
建築計画研究室