知能ロボティクスプログラム
金沢大学理工学域では、いったい何が行われているのでしょう? 理工学域で研究をしている研究者や学生の皆さんに、聞いてみました。「みなさんはいったい何をはかる?つくる?」
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- 知能ロボティクスプログラム
- 機械・航空宇宙
- データサイエンス・AI
目に見えない空気の流れを測っています。
単位はm/s(未踏の空)。
嵐の中や他の星で飛ぶ無人機のロータを作っています。複数のロータがついた無人航空機(通称ドローン)のロータの研究を行っています。開発対象は、地球外で大気のある星で飛行する機体や、暴風の中など特殊な環境で性能を発揮できる機体です。いつか、皆さんの生活の身の回りで役立つ技術の獲得を目指しています。(見えない流れを見るってとっても楽しい作業です。)
執筆者:大塚 光 助教
フロンティア工学類
航空宇宙システム研究室 -
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- 材料
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順応する機械の実現を図っています。
単位は柔らかさ。
ヒモで出来たロボット部品を創っています。ロボットを取り巻く環境は多様であるため、周囲環境になじむ特徴が重視されてきています。また、様々なロボットを逐一開発・設計するのは大変です。人工筋肉アクチュエータや柔軟センサといった、柔らかい部品を組み合わせることで、様々な環境や用途に順応するロボット機構の開発を行っています。
執筆者:平光 立拓 助教
フロンティア工学類
ロボティクス・メカトロニクス研究室 -
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- ものづくり
- 計測
- データサイエンス・AI
ものの接近・接触を感じる皮膚の具現化を図っています。
単位はmN。
人と触れ合うためのロボットの触覚を作っています。ロボットが人の生活空間で活躍するための触覚技術の開発を行っています。写真のなかのロボットは、光の反射を利用して近くの物体の接近や接触を感じ取り、人の動きに合わせた安全な動きを実現しています。(動画もYouTubeで公開しています)
執筆者:鈴木 陽介 准教授
フロンティア工学類
ロボティクス・デザイン研究室
研究紹介動画 -
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負担の大きい作業の自動化を図っています。
単位は楽ちん。
人の作業をアシストするロボットや機械を創っています。人がやると負担が大きい作業を楽にするロボットや役に立つメカトロシステムを研究開発しています。普通の形のロボットではなく、根本的な問題をできるだけシンプルな機構で解決するアイデアを追究します。写真は、電柱や電線のメンテナンス作業をアシストする操縦型のロボット?メカ?を開発したものです。
執筆者:関 啓明 教授
フロンティア工学類
ロボティクスメカトロニクス研究室