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「2025年度 小中学生のためのものづくり教室」を開催しました(2025.07.22)

2025年07月30日

 7月22日(火)、理工学域および技術支援センターでは25回目となる「小中学生のためのものづくり教室」を開催しました。
 今年度は、工作機械を使った「金属のコマ」の製作に15名、はんだ付けやプログラミングをした「ミニロボット」の製作に15名が参加し、教員や学生アシスタントの補助のもと、それぞれの作品を作り上げました。

ものづくり教室1
「工作機械を使って金属のコマを作ろう!」(13:00~17:00)

 教室1では工作機械の操作体験が大きな特色となっています。
 小中学生15名の子ども達は、普段体験することのない旋盤やボール盤といった工作機械での金属切削を体験しました。
 最初は緊張した様子でしたが、指導員の丁寧な指導により後半には緊張も解けたようで、スムーズに作業を行っていました。
 また、3Dプリンターの詳しい説明やデモンストレーションにも興味津々で、最後は完成したコマでコマ回し勝負を行いとても白熱した様子でした。
 今回の教室を通じて、ものづくりの楽しさが伝わったのではないかと思います。

ものづくり教室2
「プログラミングして反応するミニロボットを作ろう」(13:00~17:00)

 15名の小中学生が参加しました。ディスプレイ付きの小型コンピュータ(マイコン:M5ATOMS3)をロボットの「顔」に見立て、その表示内容のプログラミングと、それにとりつけるプリント基板へのはんだ付け作業を行いました。
 まず、とりつけ基板へLEDや光センサをはんだ付けでとりつけました。その後、マイコンのプログラミングの基本からセンサ情報の取得について学び、部品を取り付けたプリント基板上のLEDや光センサを扱うプログラミングを行いました。学校でプログラミングの経験のある人が多く、より凝った動作を独自に、プログラミングを楽しんでいた人もいました。