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2024年04月04日

 金沢大学理工研究域地球社会基盤学系の濵田麻希助教、平松良浩教授、環日本海域環境研究センターの長谷部徳子教授、北陸電力株式会社の共同研究グループが国際誌であるResource geologyに公表した、富来鉱山の形成過程と産出する金銀鉱物に関する研究成果(2022年8月17日のプレスリリース )の論文が、同誌のTop downloaded article(出版後12か月で最もダウンロードされた論文の一つ)になりました。

 この論文では、能登半島にある富来鉱山が金として採掘していた鉱物が主に金と銀の合金であるエレクトラムであること、また金鉱脈が約1760万年前の日本海拡大に伴って形成したことを解明しました。

 本研究の結果は、日本列島形成時代以降、日本海側や能登半島で起きた資源形成に関わる地質イベントの詳細を明らかにする上で重要な知見となるものです。

Resource geology

プレスリリース:能登半島、富来鉱山の金鉱脈の形成過程を解明(2022.08.17)